中国の阳朔という町。
桂林から続く山水画のような岩山と漓江により、独特な風景を見る事ができる小さな町です。
平地や川沿いに林立する岩の山々も素晴らしい景観なのですが、やはり旅する上で欠かせない要素なのがその土地の人々。
今回は阳朔の町並みや人々の様子についてしばしお付き合いいただきたいと思います。
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ①
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ②
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ③
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ⑤

阳朔を歩き回ると終始こんな感じ。
散歩し甲斐があるってものです。カメラ片手に適当に写真を撮りながらブラブラしましょう。

私が阳朔の町で何が好きかって、道が結構狭くてごちゃごちゃしているのがいい。
看板がどいつもこいつも「オレがオレが」って自己主張しあってて、うるさいのがいい。
オシャレでキレイでヨーロッパの街角みたいな中国なんて面白くないもの。
中国はやっぱり「マジかよ中国!無茶苦茶だなオイ!」ってツッコミいれたくなるようなのじゃないと面白くないもの。

ほらね、うるさいでしょ。
これらの看板、ほぼ全部が宿の看板です。
「有房」は空き部屋有りってことですね。まぁでも中国人向けなので外国人旅行者の我々はユースホステルとか泊まった方が無難です。ユースホステルならまず間違いなく英語通じるし。



出た。路上で賭け事にいそしむ人々。
これは、なんでしょう。何か数字や文字が書かれた札を順番に出し合っているようです。中国版トランプで大富豪とかそんな感じかな?

ベトナムから国境を陸路で渡って南寧(ナンニン)という街に滞在してた時、結構広めの公園で所せましと賭場が立って賭け事が行われていたのを見た時は驚きました。
麻雀、ドミノ(パタパタ倒していくドミノではない)、その他初めて見るもの、多種多様な卓があって見ていて飽きなかった。
中でも面白いなと思ったのは、乾燥トウモロコシを使ったもの。
テーブルの上にザアっと適当に広げられた乾燥したトウモロコシの粒たちを、まずディーラーのおじいさんが細長い木の棒で「今回はこれぐらいにしようかな」といったふうに使用する山と使用しない山とに大雑把に分ける。
すると客達は1粒か2粒か3粒か4粒かの枠にお金を賭ける。ディーラーのおじいさんはテーブルの上に広がった使用するトウモロコシの粒の山から4粒ずつ木の棒でサッサッと数を削っていく。
そして段々と山の数が減っていき、最終的に1~4粒までで何粒が残るのかを当てるゲーム。
まぁルーレットみたいなもんですかね。
そのルールのシンプルさもさることながら、ディーラーのおじいさんの熟練の手さばきが見事で、みるみるうちにトウモロコシの山を操るのが面白くてしばらく見てました。今思えば一回ぐらい賭けてみてもよかったな。

はい出た。路上で麻雀を楽しむ人々。

写真は遠目からでわかりにくくてすいません。でも土産物屋ひしめく道路の真ん中で堂々と卓を広げる心意気とその横を通り抜ける三輪の車という図に心躍り慌ててちょっと広角にしました。
ほんとに中国人は普通の道端で麻雀すんだよなぁ。しかも日本だと麻雀はおっさんもしくは大学生とかがやる印象が強いけど、中国だと女性の割合がかなり高い。
昼間っから麻雀やってる卓には必ずといっていいほどおばさんがいる。この写真なんてやる人も見てる人も全員おばさんだし。
そしてご存知の人も多いかと思いますが、中国の麻雀は日本の麻雀とはルールが違う。
どう違うか簡単に言ったら、中国のはもっとテキトー。
河なんて無いし。みんないらない牌を並べずにぽいっと捨てるだけ。あとたぶんだけど、フリテンもないのでは。
まぁ詳しくはわかりませんが。

なんか和んでしまったチビッコ。
バルーンアートをまさか「着る」とは。面白いじゃん。

壁に置かれたカラフルな仏像の顔たち。面白じゃん。
以前この写真をフェイスブックにポストしようとしたら、顔認証の枠がいくつも出てきて「この人は誰ですか?」みたいになりました・・・。

町の様子はまた次回に続いてしまいます。



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