なんとなく自分の中で、沖縄の風景と言えば・・・いつも竹富島の路地が浮かんできます。

いつどこで見たのかはもうさっぱり覚えていませんが、なんかテレビで竹富島の映像を見たんでしょうねぇ。道路といえばアスファルトしか存在しない街で生まれ育った私は、その白い白砂の道は何か特別な印象を持ったのでしょう。
すぐに自分の中の「いつか行ってみたい場所ボックス」という箱の中に竹富島が加わりました。

そして、ある日自転車で沖縄を目指して走り出しました。
既に会社を辞めてから2年が経過しており、お金はあんまりなかったけど、とにかく沖縄に行かずにはいられない気分だったのです。

どことは言いませんが、私は本州出身でして、沖縄まで本州や四国や九州を適当に寄り道しまくりながら本当にこれ沖縄向かってるのかなというぐらい寄り道しまくりながら進んでいきました。
その途中でも各地で色んな経験ができ、その端々は今までのブログの記事でも書いています。

旅の途中であった出来事はそのうち挟んでいくとして、竹富島について軽く記述しておきたいと思います。
竹富島は、沖縄の石垣島からフェリーで約10分のところにあり、周囲は9㎞の小さな島。
島自体が隆起珊瑚礁でできているってのがまたかっこいい。
産業は主に観光業なので、島の景観を保つ為に島民にはいくつかの守るべき原則がある。例えば、家を建てる時は必ず平屋で屋根は赤瓦にする、とか、道を掃除する、とか。
そのような島民の精神によって竹富島は素晴らしい景観が保たれているのです。




石垣島で泊まっていたゲストハウスのご夫婦がとても親切で私が竹富島へ行っている間自転車と荷物を預かってくれたので身軽な格好と少ない荷物でフェリーに乗ることができました。
石垣島は空港もあるしホテルや土産物屋などがたくさんあるので、石垣島を拠点にして竹富島は日帰りだけって人が多いかもしれませんが、時間に余裕があればぜひ竹富島に泊まってみてください。
風情のある家並みと壁と白い砂の道と青い空と青い海と伝統を守る人々・・・。日帰りなんてもったいない。

私が行った時は既に11月下旬でしたが、その時の竹富島は半袖でも暑いぐらいのピーカン照りで、道端には花が咲き乱れ、季節の感覚が狂ってしまいそうでした。
道端には色んな花があり、その花々には蝶が集まり、その辺にはネコがごろごろしており、ただ散歩する事がそのまま竹富島の魅力を感じることにつながるという貧乏バックパッカーには最高の島。

宿は一泊2,000ぐらいだったような気がします。名前は竹富ゲストハウス。
そこにはやはり一人で旅をしてる若者が数人いて、色んな話したり一緒に台所を借りてご飯作ってご飯食べたり散歩したりしました。

星もキレイに出てて、そのゲストハウスで知り合った人と外に出て星を眺めたり。
高級ホテルではなかなか同じホテルに泊まっているからといってロビーで挨拶して一緒に談笑したりご飯食べたりはしませんが、小さな安宿では逆で、コモンスペースでは挨拶しない方がおかしい。
人付き合いが苦手な人もいるでしょうから別に誰も会話を強制はもちろんしませんが、ある程度の会話はある方が普通で、時には意気投合して、その宿にいる間だけの一時的な関わりではなく長い関わりになることもあるので面白い。

次回は竹富島をもっと色々散歩してみたいと思います。先に言っておきますと、次回も散歩しかしません。特別すごい貴重な情報とかはありません。散歩した時の景色だけ、です。

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