アルメニアの魅力③<ノラドゥスで見たハチュカルアートその1>

前回、前々回と、アルメニアの首都エレバンについて少しご紹介しました。
今回は郊外へ出てみましょう。ノラドゥスという町まで。
アルメニアの魅力①<エレバンの噴水ショー>
アルメニアの魅力②<カスケード・コンプレックス>

ノラドゥスはエレバンから約90㎞東に行ったところにあります。
ここはアルメニア最大の湖であるセヴァン湖のすぐ近く。

正確な行き方は、すいませんもう忘れてしまいましたがエレバンのどこかのバスターミナルからまずどこかの小さなバス乗り場まで行って、そこからマルシュルートカに乗ったような気がします。
マルシュルートカとは、それぞれ決まったルートを行き来していて途中で乗客を拾っていく乗り合いバスのこと。

ノラドゥスに何を見に行ったのかと言いますと、お墓です。
ここには、たくさんのアルメニアのお墓が集まっているのです。この墓石はハチュカルと呼ばれています。
最も古いハチュカルがこの墓地にできたのは、なんと10世紀後半だと言われています。
そして16世紀ごろからまたたくさんのハチュカルが建てられました。
墓石には普通は故人の名前などが刻まれますが、ハチュカルにはむしろ名前はほとんど刻まれていない。
キリスト教の国ですので十字架が刻まれているのが多いのですが、中には結婚式の様子や農耕の様子が刻まれているのもあります。
そして、十字架だってただの十字架の形じゃあありません。もうこれはアートとしか呼べないぐらいデザイン的にも優れた多種多様な墓石ばかりなのです。
じっくりとその墓石を見ていったら、きっとあなた好みのデザインが見つかるはず。
では、私がノラドゥスを訪れ写真に収めてきた墓石達を、一部ですがご覧になってください。

まずはこれがノラドゥスの町への入り口。
ここでマルシュルートカから降りた人は他にはいませんでした。
一度宿に居ついたらなかなか観光にいかないことで有名な私が、よくこんなとこに来たもんだと少し思ったわけです。
この入り口からハチュカルが立ち並ぶ墓地まではもうしばらく歩きます。

町の入り口から10分ぐらい歩いた頃でしょうか、草原に林立する墓石が見えてきました。
その姿は、なかなか日本では見れないものでした。
何と言っても、整然としてない!墓石がバッラバラに適当に並んでる。いや、並んでいると言うよりも、ざっくばらんに散らばっている、の方がいいか。
これから順番に見ていきますが、デザインも大きさもやりたい放題なのでお楽しみに。
しかし広大。

まずはシンプルでスタンダードなデザインのハチュカルから。
このように、十字架モチーフと編み物のような線が入ったデザインがよく見受けられます。

これなんか大胆に破損してて、かなりロック。
それにしても本当に名前とか一切刻まれてないけど、墓としての機能はあるんだろうか・・・。
墓というよりも、哀悼の意がこめられた象徴のようなもの?

これなんて、画像を拡大とかしてよーく見たら、馬車もしくは牛車だとわかります。
写真右側に馬か牛のような動物が2頭、棒で繋がれたまま走っている。
中央あたりには車輪だと思われる丸いものがあり、その左には手綱かムチのようなものを持った人がいる。
このヒトがまたかなりデフォルメされててかわいらしい。
そして面白いことに、一番左には壁で隔てられてもうひとり人物がいて、この人物の頭には王冠らしきものが!
墓石の周りにアルメニア文字でなにか色々刻んでありますので、もしかしたら「〇〇Ⅲ世がどこどこへ攻める様子」とか書かれているのかもしれません。
・・・にしても、やっぱり墓石って感じじゃないよね。

とまぁこんな感じで、かなりバリエーションに富んだハチュカルと呼ばれる墓石がたくさん立ち並んでいるわけです、ノラドゥスには。
まだまだ紹介し足りないので、次回に続いちゃいます。また次回も良かったら。



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投稿者:

ぐるじあ

日本人。10年ぐらい日本国内や海外を時々旅して時々働いて過ごしてきて、最近になって恥を忍んでそれらをネットで公開しています。信念は特にないです。

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