みなさんはドラクエ派ですか?ファイナルファンタジー派ですか?それともゲームやらない派ですか?
私はドラクエ派です。(特にドラクエ3が好きです。)
え?あなたも?そりゃあ良かった、ドラクエ好きのあなたなら今回から数回の記事は楽しんでいただけると思います。

今回の舞台は中央アジアに位置するウズベキスタン。
バックパッカーにとって、中央アジアはめんどくさい存在です。なぜなら、ビザの取得にとても手間がかかるためです。
けれど、その手間を乗り越えれば、貴重な経験ができることでしょう。文化・食べ物・観光、どれも日本とは異質でなかなか興味深いものばかりです。

まずはウズベキスタンについて少し。

名称:ウズベキスタン共和国(Uzbekistan)
言語:ウズベク語・ロシア語
首都:タシュケント
通過:スム

その他基本的な情報として、ウズベキスタンは、1991年にソビエト連邦崩壊とともに独立をしています。これは他の中央アジア諸国も同様です。
wikiによりますと、GDPは453億ドルで(2011年統計)、香川県とほぼ同等だそうです。
人口は、2940万人。これは中央アジアの全人口の約半分に相当するそう。すごいですね、中央アジアって、地図を広げて見てみると、かなり大きいんです。その半分の人口がこのウズベキスタンにいて、しかもその経済規模が香川県ぐらい・・・。いや、決して広さとか人口とか経済規模だけでその国をどうこう判断するつもりはないですけど。

私はキルギスでカザフスタンとウズベキスタンのビザ両方を取得し、まずはキルギスの首都ビシュケクからカザフスタンの首都シムケントまで行き、そこでウズベキスタン国境近くの町まで行くバスに乗り換え、国境を歩いて渡ってからタクシーを他の旅行者とシェアしてウズベキスタンの首都タシュケントまで行きました。
私の様に、東から西へ向かっている場合、よくあるルートとしては、タシュケント→サマルカンド→ブハラ→ヒヴァと主要な観光地を回るってケースが多いでしょうか。
そしてタジキスタンのビザもキルギスで取得済みなら、そのままトルクメニスタンへ抜けられます。
ただし、トルクメニスタンは第三国のビザを取得している必要があって、なかなか取得がめんどくさいです。つまり、トルクメニスタンへ入国した後、次に抜ける国のビザが無いとビザを発給してくれないという事。
それはつまり、長く滞在してほしくないという事を意味します。実際、トルクメニスタンのビザを取得する場合、通常バックパッカーが取得するツーリストビザではなく、5日間のトランジットビザを取得するケースがほとんどです。
もしくは、ウズベキスタンの後カザフスタンに抜けるケースもアリです。
めんどくさがり屋かつパスポートのスタンプラリーに興味がなかった私は、タシュケント→ブハラ→ヒヴァ→サマルカンド→またタシュケント→キルギス国境近くの町フェルガナ→国境を渡ってキルギスのオシュ→キルギスの首都ビシュケクといったルートでまたキルギスに戻ってきました。
日本人はキルギス入国の際に事前にビザを取得しておく必要がなく、しかも2か月滞在できるからです。
日本人てだけで数々の恩恵を受ける事ができて、本当にありがたいです。

サマルカンドやブハラも良いです。また機会あればその辺の記事も書きます。
長くなりましたが、そうして私はブハラから列車でウルゲンチという町まで行き、夜に着いたのでもうマルシュルートカ(乗り合いバス)もなく、たまたま居合わせた欧米人バックパッカーとタクシーをシェアして、やっとの事でイチャン・カラという城壁近くの宿にチェックインしたのでした。

イチャン・カラというのは、城壁に囲まれた都市です。
ここは1990年にウズベキスタンでは初めてユネスコの世界遺産に指定されています。
色んな歴史的背景や文化的価値はともかく、ここがまたドラクエ好きにはたまんない場所なんです。
まるで自分がドラクエの世界に迷い込んだよう・・・。
このイチャン・カラには門やミナレットなど見所があるのですが、私が気に入ったのはカリタ・ミノルという、変な建造物。
普通、イスラム文化圏の建物って、ミナレットやモスクの形が多いのですが、カリタ・ミノルは筒みたいな形なのです。

城壁と門はこんな感じです。どうですか、このドラクエ感。え?それほどでもない?そうですか・・・。

ちょこっと先っちょだけ見えてるのがカリタ・ミノルですが、その全貌はまた次回に引っ張ります。



いいですね、イスラム文化圏にきたーって感じがします。
イスラム教って、過激派の穏やかじゃないニュースばかりがメディアから流れてくるせいで危険な宗教な感じがしますが、実際全然危険じゃないです。むしろ、敬虔な信仰心厚い人が多く、旅人には優しい。
もちろん、イスラム教以外の宗教に寛容ではない事が多いし、イスラム教を侮辱された時にはめちゃくちゃ怒るし、過激な思想に染まりやすいという一面があるのは否定できないですけど、そんなんほんとに一部だけです。
イスラム教の人が「私達はテロリストじゃない」と苦笑いで言う度に彼らの負い目を思い少し心が痛みます。

ただの道。それだけでこの雰囲気。

ただの勝手口。それだけでこの雰囲気。

ただの窓。それだけでこの雰囲気。

ただのラクダ。これでだけでこの雰囲・・・え?だらけ過ぎじゃない?
ていうかラクダが寝っ転がってるの初めて見たけど。
まぁまぁ、でも暑いからね。わかるよその気持ち。

・・・今回後半のやっつけ具合が凄まじいですね。すいません。
次回は、このカリタ・ミノルに関してもうちょっといい感じにしたいと思ってます。


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