沖縄を象徴するモノの一つ、シーサー。
シーサーは家や村などを災いや悪霊から守ってくれる魔除けの意味合いがあると言われています。
だらだらと沖縄の竹富島を歩いて考える①
だらだらと沖縄の竹富島を歩いて考える③
だらだらと沖縄の竹富島を歩いて考える④
だらだらと沖縄の竹富島を歩いて考える⑤(おまけ)

沖縄特有のものではなく、元々は古代オリエントから中国を通って伝わったもののようです。
竹富島は平屋で赤瓦の家が多く、屋根や門の上にシーサーがいて家々を守っています。
ただ散歩してるだけでそのシーサーが目について、ふとカメラを向けたくなります。
今回は、そのシーサーのいくつかをご紹介します。


門の上に陶器のシーサー、屋根の上に手作り(?)のミニラに似たシーサー。
これは違いますが、シーサーは阿吽像のように二体で一対として置かれる事も多いようです。
口を開けてるのと口を閉じてるのと。口を開けてるのが福を招き入れ、口を閉じてるのが災いを中に入れないとか、口を開けてるのが雄で口を閉じてるのが雌だとか諸説あるらしいです。


シンプルだけどコミカルな顔したシーサー。
屋根瓦に対して斜めなのは何か理由があるのでしょうか。その先に嫌いなご近所さんがいるとか・・・?


門には草花をからませることができるように棒が組まれていて、そこに伸びた枝からは見事に鮮やかな花が咲き、その先にシーサーが鎮座ましてます。


足元にバスケットボールのようなのを抱えて・・・、バスケットマン的なシーサー・・・?


お寺の門に対になったシーサーがいます。そして、キッとした眼差しで「外」から災いが入ってくるを見張っています。


明らかに手作りのシーサー。よくできてますね。くるんとした前髪がチャームポイント。目と鼻と口の立体感もとてもいい感じ。
ま、そんな良い出来の手作りシーサーよりも気になるのは足元にいるガラス細工のナメクジ(カタツムリ?)ですけど。


こちらはさらに手作り感たっぷりのシーサー。手作り感だけでなく、オリジナリティ感も溢れてます。
「歩いて考える」ってのもいいですね。毎日働いてばっかりだと、ゆっくり歩きながら思いつくままに考えをめぐらすなんてなかなかないもの。
んー、俺だって働かなくても生活できるのであれば毎日歩いて考えるんだけどな・・・。




これはこれは。かなり臨戦態勢のシーサー。この威嚇する時の姿勢だけ見ると、シーサーではなくむしろネーコーといった感じ。


こっちにも結構臨戦態勢のネーコーがいました。
こちらのネーコーは、パーマがかった髪の毛といいギターのヘッドのような尻尾といい、きっとレゲエミュージック好きだな。


最後に、私のお気に入りを。
なにが独創的かって、この珊瑚の一部分にどっかの原住民的な格好のカラフルなシーサーを乗せて門の上に飾るそのセンス。
色使いといい表情といい、見て一瞬で気に入りました。
またシーサーが親指ぐらいの小ささだから、門の上にあるとほんとにちょこんと乗ってるだけでとてもかわいらしいのです。


アップにしてみました。
珊瑚を削って作ったのかなと思いましたが、珊瑚とシーサーの太さが違うので、さすがにこれは接着剤でくっつけたものでありましょう。
にしてもこういう遊び心が観光客としては楽しい。

そこかしこにある色んなシーサーを探しながら散歩してみました。
次回も、散歩します。散歩しかしません。

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